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理学療法士
2009/07/20

先日(とは言っても5月の事ですが)、知り合いの方に理学療法士の先生を紹介してもらい体を見ていただきました。
テーマはまず180°の開脚は誰にでも可能なのか?
いろいろ調べると大体の結論は不可能だと、解剖学的には異常な状態だそうだ。
そこで先生に聞いてみると筋肉はさておき、骨格上不可能な場合はどうにもならないそうです。
大腿骨のでっぱり
写真の『ココ』の部分がその部分です。
大腿骨は骨盤の寛骨臼といわれる窪みにはまっているのですが、大腿骨の曲がり部分に突起があり、この突起が先天的に大きい人がいるそうです。
その場合、開脚するときに180°に達する前に骨盤と接触(実際は直では触れませんが)してしまい、物理的に不可能だそうです。
ただし、これは写真を見て分かるように左右開脚の場合で、前後開脚においては邪魔することは無いので前後開脚のほうが万民に可能性のある方向だそうです。
では自分がそうでないことを祈りながら次のテーマへ[emoji:v-8]
私が求める体の機能を先生に伝えました。
①左右開脚を180°
②ヨプチャチルギ等の蹴りの時に体が倒れないようにしたい
どちらも体の硬い人には理解していただけると思います[emoji:v-218]
その時に言われた印象に残っていることを書きます。(5月の事なので重要な所しか覚えていないので・・・[emoji:v-356])
私の場合は『中殿筋』と『大腿筋膜張筋』が働いてないと言われました。
『中殿筋』はともかく『大腿筋膜張筋』ってなんのこっちゃ[emoji:v-399]
位置的には骨盤の側面からやや後方(お尻側)の奥にあるのが中殿筋。やや前方にあるのが大腿筋膜張筋です。中殿筋は大殿筋の奥にあるので基本的に触れません。
こいつらの働きについては後日、違う場面で明かすとして今回重要な考え方は働かない筋肉というのは伸びもしないし、縮みもしないという事です。
ようはただのつっかえ棒のイメージを持って欲しい。
足と胴体部分を繋ぐ所につっかえ棒があれば、それは蹴りの際にその棒のお陰で体を立てることはできなくなります。
体か立たない人はこのようなつっかえ棒の感覚を感じると思います。
ではいかにしてもの怠け者を働き者の筋肉にするかというと一つはストレッチ、もう一つはトレーニングです。
ストレッチは筋肉を伸ばす方向、トレーニングは縮める方向ですね[emoji:v-219]
その方法を教わってきたのですが今トランクス一丁で書いているので写真を取るわけには行かず、また後日でお願いします[emoji:v-14]
今回1つ仮説を立てたいと思います。
働きの悪い筋肉でも2通りあり
①縮みはするが伸びない筋肉
②伸びも縮みもしない筋肉(つっかえ棒)
ではまた次回[emoji:v-429]

カテゴリー名:ストレッチ研究