今日はストレッチとのからみは少ないですが右ストレートの話をします。
世界選手権の1ヶ月前から岐阜のキックボクシング道場『士心館』にお世話になり、練習させていただいていました。
元日本ランカーや新空手の日本一の方達とのキックのスパーは非常に新鮮で、毎日顔にあざが出来るほど痛い目を見てきました[emoji:v-12]
その中で面白いなと思った右ストレートの話。
パンチをある程度練習するとオーソドックスに構えた場合、左の方が相手に近いので左の方が遠くに届くという認識になっていきます。
実際ボクシングなどを経験された方は同じ思いがあるのではと思いますが、実は右のほうが遠く届くそうです。
聞いた時は『うそでしょ』と思いましたが実際にやってみると不思議と右の方が遠くに届くのです[emoji:v-405]
↑左ジャブ 壁に届いていません。
↑右ストレート 壁に届きます。
理論的に考えると、パンチを打つ時は必ず軸となる足は前足になります。オーソドックスの場合は左足。
この軸を中心に円運動にてパンチを打つので当然軸に近い左手は遠くに行きません。
それでもなぜが実戦では右は当たらないんですよ[emoji:v-431]
理由は右手は顔より後ろにあります。なので打ちに行った時は拳より顔が露出しやすいです。
その瞬間にカウンターをもらいやすいということです。
しかし今行っている練習はマススパーなので本気で打ちに行けば、そんなにカウンターはもらわないから気にしないで。とのこと。
そこで教わった右ストレートの練習方法をお教えします。
脇が空くと手と顔が離れるため攻防一致のパンチは打てません。正しい軌道を得るために壁を使って練習します。
↑壁にこのように張り付いて
↑壁にぎりぎり触れないようにストレートを出します。
このように練習すると良いそうです。
おしまい[emoji:v-8]
カテゴリー名:ストレッチ研究
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