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栄養に関して
2009/06/10

ブログは明日書こう書こうと思いながらず随分あいてしまいました[emoji:v-12]
小出しでちょいちょいいきますわ。
本日は栄養のお話です。
体の硬い人、柔らかい人を分ける一つの要因としてATPという物質があります。
ATPとはアデノシン3リン酸の略で、平たく言うと体を動かすガソリンのようなものです。
細胞内のミトコンドリアという聞いたことあるようなないような場所で作られます。
ではこのATPがなぜ筋肉の柔軟性に関係があるかというと、人間は体を動かすために筋肉を収縮させます。例えば腕を曲げる時には上腕二頭筋が収縮しますね[emoji:v-91]
この収縮時に使われるガソリンがATPなのです。このATPの消費量、消費能力が高い人ほど瞬発力があると言えます。
しかしこのATP君は使用されずに筋肉中に残っている場合は筋肉を弛緩させる作用を持ちます。
よって筋肉中にあるATPの量が多い人ほど柔軟性が高いということです。
特にテコンドーをやっている人は思い当たるふしがあるかもしれませんが、瞬発力のある人、例えば踏み込みが早い人などは体が硬い人が多いと思います。
逆に体がふにゃふにゃな人には余り瞬発力のある人はいないように思います。
それはこの理論が証明の一つとなるわけです[emoji:v-353]
硬い人はそれだけATP君を使いまくっている可能性があるということです。
ではこのATPを作り出すミトコンドリアさんなのですが、この方は増やそうと思っても増えてくれないそうです[emoji:v-431]
ミトコンドリアさんの量は筋肉の量に比例し、単位体積あたりの量はその人固有のものだそうです。
ではここから栄養素の力をお借りしましょう[emoji:v-382]

まずはミトコンドリアさんが糖質や脂質からATPを作り出す時に必要なものがビタミンB群だそうです。ビタミンB群が不足しているとATP君が効率よく生まれません[emoji:v-356]

次にミトコンドリアさんを攻撃して働きを悪くする奴らがおります。それは活性酸素という悪い奴らです。
人間の老化はミトコンドリアの変質によるものというのが一般論だそうで40歳になるとほぼ全ての人のミトコンドリアさんに変質がみられるそうな。
では魔の手からミトコンドリアさんを守るにはどうすればよいか。それは抗酸化物質を摂取することです。
αリポ酸やコエンザイムQ10などが代表ですが、他にもビタミンC、Eなど身近なものもあります[emoji:v-379]

一般的に筋肉に疲労が溜まると筋肉が硬くなります。疲労は筋肉中における乳酸という可愛い名前の小悪魔達の濃度が高まると起こります。この乳さんを燃焼してくれるのがクエンさんだそうです。
薬局などで売られている酸っぱい奴らですね[emoji:v-380]
以上が柔軟性に関する栄養的な一面でございます。
とりあえず私は栄養面からではなく体の仕組みから柔軟性を変えていきたいのでこの方法はまだ使いません。
効果が出た方はぜひ教えてくださいね[emoji:v-418]

カテゴリー名:ストレッチ研究